水難事故相次ぐ下田市の海水浴場では大学生が一時意識不明に偶然居合わせた消防職員が心肺蘇生し意識戻る=静岡県

厳しい残暑の中、静岡県牧之原市と下田市では、海での水難事故が相次ぎました。

【動画】水難事故相次ぐ下田市の海水浴場では大学生が一時意識不明に偶然居合わせた消防職員が心肺蘇生し意識戻る=静岡県

牧之原市の静波海水浴場では9月3日、30代の男性が波にさらわれ沖に流される事故がありました。

海の家の従業員から「流されている人がいる」と119番通報があり、救急隊が駆けつけたところ、近くにいた人がすでに救助していて、男性にけがはありませんでした。

一方、下田市の白浜大浜海水浴場では、男子大学生6人が海水浴中、離岸流により沖に流されました。

6人のうち5人は自力で岸に戻りましたが、1人が戻ってこないことに気づいた友人が、浮き輪を持って沖に向かい救助しました。

一時、心肺停止の状態でしたが、偶然居合わせた東京消防庁の職員が心肺蘇生の処置を行い、意識が戻ったということです。

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