標高差1418メートルなんの 蔵王坊平ヒルクライム

ゴールを目指して力強くペダルをこぐ参加者たち=上山市蔵王

 山岳観光道路の蔵王エコーライン(上山市-宮城県蔵王町)を自転車で駆け上がる「蔵王坊平ヒルクライムinやまがた2023」が3日、同市をスタート地点に開催され、県内外からの出場者が標高差1418メートルの難コースで懸命にペダルを踏んだ。

 ヒルクライムは山や坂を上る。コースは同市高野をスタートし宮城県の蔵王刈田リフト駐車場をゴールとする全長24.9キロ、平均勾配は5.7%で、173人が出場した。標高600メートルを越えた地点では涼しい風が吹いたが、出場者は大粒の汗をかきながら前進し、力強くゴールを目指した。

 170人が完走し、最速タイムは布田直也さん(27)=宮城県岩沼市、会社員=の1時間2分4秒だった。初出場の布田さんは「自分のペースを大事にした。きついコースだったが楽しかった」と笑った。蔵王坊平ヒルクライムinやまがた実行委員会が主催した。

ゴールを目指して力強くペダルをこぐ参加者たち=上山市蔵王
ゴールを目指して力強くペダルをこぐ参加者たち=上山市蔵王
ゴールを目指して力強くペダルをこぐ参加者たち=上山市蔵王
レース終了後、コースを下る参加者たち=上山市蔵王

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