台風12号から変わった熱帯低気圧 6日にかけて九州の南の海上に停滞 今週は本州太平洋側で雨量多くなるおそれ

台風12号は熱帯低気圧に しばらく九州南岸に停滞

台風12号は3日午後3時に熱帯低気圧へと変わりました。このあとも西へと進み、4日夜には九州の東の海上に達するでしょう。

この熱帯低気圧は6日にかけて九州の南の海上でほぼ同じような場所に停滞する見込みです。熱帯低気圧に変わったといっても大量の暖かく湿った空気をもたらします。九州南部を中心に雨の降り方に注意が必要です。

その後は西からやってくる気圧の谷の影響で温帯低気圧へと変わり、8日にかけて日本の南岸を東へと進んでいくでしょう。

今週は元台風12号の熱帯低気圧、本州の南岸を東進する低気圧や梅雨前線の影響を受けて西日本や東日本では曇りや雨の降る日が多くなる予想です。太平洋側を中心に降水量が多くなるおそれがあります。雨の降り方に注意が必要となりそうです。

一方、台風11号や元台風12号から変わった熱帯低気圧以外にも熱帯低気圧や低気圧が予想されています。ただ現時点の予想では特に発達することはない見込みです。

© 株式会社中国放送