ファジ ピンチしのぎ競り勝つ いわきに2―1、7位浮上

後半、相手の決定機で好セーブを見せるファジアーノ岡山のGK堀田大暉

 明治安田J2第33節最終日(3日・いわきグリーンフィールドほか=9試合)ファジアーノ岡山はアウェーでいわきに2―1で競り勝ち、今季初の3連勝。勝ち点48(11勝15分け7敗)とし、7位に浮上した。

 首位の町田は群馬と0―0で引き分け、勝ち点67。清水は徳島と0―0で引き分け、勝ち点57で3位、長崎は2―2で大分と引き分けた。

岡山2ー1いわき

前半0ー0

後半2ー1

 【評】ファジアーノ岡山が競り勝った。後半5分、チアゴアウベスがドリブルで切り込み、右足でネットを揺らし先制。1―1の試合終了間際に木村が倒されて得たPKをムークが冷静に決め、決勝点を挙げた。後半21分に失点して以降、守勢に回りながらも柳の体を張ったブロック、堀田の鮮やかなセーブなどでピンチを辛抱強くしのぎ、勝機をたぐり寄せた。

 いわきはロングボールを使った速攻が効果的だった。

後半45分、ファジアーノ岡山のムークがPKを決め、2―1と勝ち越す=いわきグリーンフィールド

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