真岡・井頭公園で初キッズトライアスロン全国大会 全国の小中学生209人が熱いレース展開

猛暑の中、一万人プール「流れるプール」のスイムからバイク(自転車)に向かう選手たち=3日午後0時5分、井頭公園

 栃木県真岡市の井頭公園で3日、小中学生が出場する国内最大規模のトライアスロンの全国大会「2023オールキッズトライアスロンジャパンin真岡・井頭公園」が初めて開かれた。小学1年から中学3年まで209人が出場。全国から集まったジュニアの“鉄人”たちが日本一を競った。

 同大会は日本トライアスロン連合が主催。これまで28回にわたり東京・国営昭和記念公園で開いてきたが、プール施設の老朽化などで今年から舞台を移した。

 選手たちは猛暑の中、一万人プール「流れるプール」でのスイム、一部公道を使ったバイク(自転車)、公園内のランで、真夏のような太陽にも負けない熱いレースを展開。小学4年男子で優勝した上三川町本郷小の鶴見煌基(つるみきらき)君(10)は「地元での大きな大会なので優勝を狙っていた。うれしい」と笑顔を見せた。

 同連合は来年以降も同公園で継続開催したい意向。

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