神奈川の事業場、指導対象の42%で違法時間外労働 不払いも143事業場

 神奈川労働局は8月28日、長時間労働が疑われる事業場に対する2022年度の監督指導結果を発表した。

 実施した1892事業場のうち、42.8%に当たる810事業場で、時間外・休日労働時間数が1カ月あたり80時間を超えるなど、違法な時間外労働があったとしている。

 賃金不払い残業があったのは143事業場。過重労働による健康障害防止措置が未実施だったのは604事業場だった。

© 株式会社神奈川新聞社