週明けは天気に変化 関東から東北南部を中心に本降りの雨 激しい雷雨の所も

 台風12号から変わった熱帯低気圧と高気圧のふちを回って流れ込む暖かく湿った空気の影響で、けさは関東から東北南部の太平洋側を中心に本降りの雨になっている。きょう4日(月)は、近畿から東北南部の太平洋側を中心に雨が降りやすく、関東や東北南部の太平洋側では局地的に激しい雷雨になる見込み。晴れる時間が長い九州や四国などでは、猛烈な暑さになりそうだ。

関東から東北南部の太平洋側 通勤通学時に雨のピーク

 きょう(月)は、近畿から東北南部の太平洋側を中心に雨が降りやすく、関東から東北南部の太平洋側ではバケツをひっくり返したような雨の降る所がありそうだ。朝の通勤通学の時間帯は、雨の降り方に注意したい。そのほかの地域は、午前中、広く晴れ間があるが、午後はにわか雨や雷雨の所がある見通し。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要だ。

厳しい残暑 東京都心は連続熱帯夜ストップも真夏日続く

 晴れる時間が長い九州や中国地方などでは、35℃以上の猛暑日になり、体温並みの暑さの所もある予想。9月に入っても、熱中症対策はしっかりと心がけたい。関東や東北の太平洋側では、きのう(日)より5℃前後低くなる見込み。東京都心はけさ、約一か月ぶりに最低気温が25℃を下回り、熱帯夜の連続記録がストップした。ただ、日中は30℃に届き、真夏日は続きそうだ。

【予想最高気温】
37℃ 広島、山口、佐賀
36℃ 熊本

【熱中症警戒アラート】
島根県、広島県、愛媛県、山口県、福岡県、
佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県、鹿児島県

沖縄の先島諸島 台風が離れても雨の降り方・高波に十分注意

 台湾を通過した強い台風11号は、今後も西よりに進み、沖縄の先島諸島から離れる見込み。ただ、先島諸島では、きょう(月)も台風周辺の活発な雨雲がかかり、激しい雷雨になる所がありそうだ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、高波にも十分な注意が必要になる。

(気象予報士・丸田絵里子)

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