並んでも食べたい!東京・自由が丘で味わえるレバニラの固定概念が崩壊する逸品

旅人へひとこと

東京は自由が丘。老舗の中華料理店で過ごしたランチタイムのひとコマをご共有します!

東京都目黒区自由が丘──

東急東横線に揺られやってきたのは、自由が丘駅。ここから徒歩7〜8分ほどの所に、今回の目的地があります。

それが、こちら──

『中華料理 寿福』さんです!

『寿福』さんの創業は1958年だそうです。つまり、65年の歴史と......まずは敬意を表さねばなりません。

店内には厨房を囲むように配されたL字型のカウンター席。さらに、店奥にはテーブル席も。ただ、平日ランチタイムはマスターのワンオペということもあってか、利用はカウンターのみとなるようでした。

また、こちらには著名なタレントさんが通われていたり、各種メディアで取り上げられることも多々。その人気ぶりは、分かりやすく待ち人の列の長さに反映されます。平日でもお昼の開店直後から並ぶことが予想されますので、ぜひお時間に余裕を持って足を運ばれますように。

レバニラ定食

平日ランチ限定、数量限定の「レバニラ定食」。カウンター席に座せば、目の前で大ぶりなレバーの塊を持ち上げ手際よく調理されるマスターの姿を拝めます。

もし可能であれば、お昼の開店時刻 a.m.11:00にあわせてお伺いしたいところ。この「レバニラ」をオーダーされる方が多いことを確認しました。「数量限定」が故に、外で並んでいる間は少しソワソワするかもしれません......。

まもなくして、まずはスープ&柴漬け。

続いて主役の「レバニラ」が提供され、最後にライスが登場します。

なお、提供されるまでの時間は思いのほか早め。店先で待っている間にオーダーを取っていただけることもあり、着席してからものの数分でご対面と相成りました。

「レバニラ」の主役は、あくまで“レバー”です。ランダム、且つ、大ぶりにカットされたレバーの存在が、皿上で分かりやすく際立っています。

そのレバーを噛み締めれば「活力」とでも言いますか、兎にも角にもレバーのいきいきとしたパフォーマンスが秀逸に感じてなりません!

シュクゥッと心地良く割け、レバらしい味わい・アイデンティティはどこまでもフレッシュです。パサつきなんてのはもちろん、生臭さなども皆無。外側から芯への食感のグラデーションが終始病みつきになること請け合いです。

特に、こんな感じで“丸々太っちょ”にカットされたレバーが堪りません!より一層ニュゥ〜ッと歯にまとわりつくような、なんとも言えないふくよかさにおのずと口角も上がってしまいます。

また、醤油ベースのタレはサラッとしつつ、コクが感じられます。なおかつ、やや強めの塩胡椒はライスとの相性の良さを否応なく演出してくれました。

当然、オーバー・ザ・ライス!タレを吸ったもやし&ニラのパフォーマンスも相まって、絶妙なハーモニーを奏でてくれます。

それにしても、この断面 ── 桃色のツートンカラーが火入れの絶妙さを改めて訴えかけてくるかのようです。

もちろんレバーの圧倒的な新鮮さがあってこそだと思うのですが。全くもって恐れ入ります。

気になるメニューたち

人気の「レバニラ炒め」はもちろんなのですが、「チャーハン」や「手作りギョーザ」なども気になるところ。そして、昼飲みもできますね。

また、ランチタイムは「ラーメン」などの麺類と「ミニチャーシュー丼」がセットになったお得な「ランチセットメニュー」もあります。ちなみに、いずれも1,000円でお釣りがくるありがたい仕様となっています。

並んでも食べたい!そして、並んで良かった!

こちらの「レバニラ」がスタンダードになってしまうと、他で食べられなくなるのでは...... そんな風に思わせてくれる満足度の高い食後感に包まれました。

脳内で凝り固まった「レバニラ」のイメージは覆り、本当のおいしさを再認識させてくれる一皿だったと。そして、これが税込950円と、1,000円を切る価格設定もありがたいばかりです。

それでは、改めましてごちそうさまでした!

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寿福

〒152-0034 東京都目黒区緑が丘2丁目6−15

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*この記事は2023年8月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ヤマネコ

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