ニース退団のGKシュマイケルはベルギー移籍へ

[写真:Getty Images]

ニースを退団したデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(36)の新天地はベルギーとなるようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

今夏の移籍市場最終日にニースとの契約を双方合意の下で解消したシュマイケル。

新天地決定にはある程度時間を要するものと見られていたが、ニース退団を決断した段階ですでに行き先は決まっていたようだ。

今回の報道によると、シュマイケルはベルギー屈指の名門アンデルレヒトと1年契約で合意に至っているという。

そして、新天地ではブライトンに旅立ったオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンの後釜の座を、前トゥールーズGKマクシム・デュペと争うことになる。

なお、アンデルレヒトは今夏の移籍市場でMFトーマス・デラネイ、FWカスパー・ドルベリとデンマーク代表2選手を獲得しており、新天地への適応の助けとなるはずだ。

マンチェスター・ユナイテッドで活躍したレジェンドであるピーター・シュマイケル氏を父に持ち、マンチェスター・シティでもプレーしたシュマイケルは、レスター・シティ時代に“奇跡の優勝”を達成した守護神。デンマーク代表でもここまで通算93キャップと依然として第一線で活躍している。

昨夏、レスターを退団してニースに新天地を求めると、加入初年度はリーグ・アン36試合を含む公式戦46試合に出場した。

しかし、フランチェスコ・ファリオーリ新監督を招へいした今シーズンは放出を望む首脳陣の意向もあって開幕からベンチ外が続き、ポーランド代表GKマルシン・ブルカが正GKを務めていた。

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