石川恋「逃げてよかったかな」 中学3年の大半を自宅で過ごした『挫折』を経て見つけたもの

俳優でモデルの石川恋(30)が1日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。かけがえのない青春を過ごした故郷 栃木市を訪れ、学生生活を振り返った。

2013年に発売しベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』のカバーモデルを務めた石川は今回の旅で、母校『國學院大學栃木中学校・高等学校』を訪れた。当時を振り返り「勉強のスピードが早くて、中学3年生までに高校1年生までの勉強をなるべく終わらせて、そのまま進んだら、高校3年生の1年間を受験勉強に丸々充てられるっていうのがカリキュラムだったんですけど」と、中高一貫の特進コースで、難関大学を目指していたことを告白。

さらに「私もそういう気持ちで入って、最初の頃は負けず嫌いなのもあって、(成績は)全体でも10番以内みたいな。何かそういう自分が好きだったんですけど」と打ち明け、実は中学時代、成績は常にトップクラスで、生徒代表のポスターのモデルにも選ばれる程の優等生だったという。

しかし「中学3年生の時に、ちょっとついていけなくなっちゃって。そしたら成績も落ちちゃって、学校へ行きたくなくなっちゃって。1日休んだら、すごく進んじゃうから、次の日怖くてまた行けなくなっちゃっての繰り返しで、中学3年生の時にあんまり学校に行けなくなっちゃったんですよ」と、15歳で挫折し、中学3年の大半の時間を自宅で過ごしたことを明かした石川。

その後、特進コースで高校へ行くのを辞め、高校から自分のペースで勉強できるコースへ変更。新しい環境で始まった高校生活では「高校生の応援部のチア部の公演。それを見た時にすごくキラキラしてて、かわいいし、素敵だなと思って」と、目に映る景色がガラリを変わったことを回顧。「特進クラスで行くと、部活やる時間がなかったりするので、異動をしたことによって、入ってみたかった部活にも入れて」と、チアリーダーとして頑張った高校生活を思い起こした。

そんな石川は人生初の挫折について「すごく厳しい環境からは逃げちゃったというか。でも今思えば、逃げて良かったかなって思います」と笑顔で本音を明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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