アーセナル戦逆転負けのテン・ハグが判定に不満 「すべてが不利に」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が敗戦の弁を述べた。

3日のプレミアリーグ第4節でアーセナルと対戦したユナイテッドだが、1-3の黒星。前半にマーカス・ラッシュフォードの今季初ゴールで先制したが、その直後に追いつかれると、後半アディショナルタイムの2発に屈した。

「パフォーマンスは我々にとって間違っていなかったと思う。とても良い試合をしたが、すべてが不利になってしまった。それで勝てなかったんだ。この試合で勝つには少しの運も必要だった」

試合後のイギリス『スカイ・スポーツ』でこう振り返ったオランダ人指揮官だが、87分にアレハンドロ・ガルナチョのゴールがオフサイドで認められずの場面を含め、いくつかのジャッジに不公平さを感じる試合だったようだ。

「オフサイドではない。あれは誤ったアングル(での判定)だった。それに(ラスムス・)ホイルンドのはPKで、ゴールを許したところも(ジョニー・)エバンスへの明らかなファウルだ」

「『チャンスをモノにしろ』とも、『1-0でリードした後に失点するな』とも言える。だが、パフォーマンスにおいては満足しているし、一歩前進したと思っている」

「全員が絡めてはいた。ボールに関しては落ち着かせられたが、改善の余地がある。パスミスもあったし、もっと相手を苦しめられたはず。でも、このチームのパフォーマンスに関しては満足だ」

そんな悔やまれるゲームではラスムス・ホイルンドがサブからの出場でついにデビュー。随所に存在感を示したが、指揮官も「彼はとても良かったと思うが、(アントニー・)マルシャルも良いパフォーマンスだった」と評している。

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