チャンス大城のネタは世界に最も近い!?『Yoshimoto Comedy Night「OWARAI」』がスタート

吉本興業の常設劇場「ヨシモト∞ドーム」では、世界の人たちに向けて日本のお笑いを発信するステージ『Yoshimoto Comedy Night「OWARAI」』を開催中!

9月2日(土)、初日公演が行われ、チャンス大城、ハイキングウォーキング(松田洋昌、鈴木Q太郎)、いぬ(有馬徹、太田隆司)、山田元気(フリー※吉本興業エージェント契約)、5GAP(クボケン、トモ)、ウエスP、MCとして、チャド・マレーン、MC兼パフォーマーとしてRIKI(フリー)が登壇した。

コントにモノマネに…会場が爆笑!

海外からの訪日観光客や在日外国人のお客様に日本の「お笑い」を体験する場をつくり、よしもとが誇る「お笑いエンターテインメント」を世界に発信する本ライブ。会場となった「∞ドーム」には、外国人のお客さんはもちろん、日本人も詰めかけた。

トップバッターを務めたのは、チャンス大城。得意の形態模写や声モノマネなどで、会場を爆笑の渦に! 英語を交えて説明しつつ、ネタを披露した。

<チャンスコメント>
「フリップを使ったネタをしたんですけど、3日くらい前に新ネタが増えまして……。途中までウケていたのに、(手間取って)お笑い史上初くらいの間(ま)を空けてしまいました。中学の文化祭でも、あんなに間を空けるのを見たことがないです」

ハイキングウォーキングは、松田の大道芸やQ太郎のコーラ芸を見せます。客席と一緒に「スーパーイリュージョン」ポーズを決めて盛り上げた。

<ハイキングウォーキングコメント>
「小さい子どもが笑ってくれて嬉しかったです。(ネタ中に発した)『SDGs』って言葉が非常にウケるんだなと思いました。あと、日本語だと『おい』とか『コラ!』とか(ツッコミとして)言えるんですけど、語学力がないから言葉が出てきませんでした(笑)」

いぬは、声を発さないノンバーバルコントを披露。頭には親指のかぶりものを、体には手を模した衣装を着用し、指相撲を行うネタだ。白熱する試合に、会場は爆笑に包まれた。

<いぬコメント>
「日本でもやっているネタなんですけど、意外と伝わったので、すごく嬉しかったです。言葉を使わないコントがいっぱいあるので、他のネタもやりたくなりました。あと、せっかくなので、エンディングも親指をつけて出たんですけど、海外の方に、日本を代表する親指プレイヤーだと思われていないか心配です」

吉本芸人が“コント”で世界にいく日も近い?

シンガーソングライターの山田元気は、ギター&歌で「∞ドーム」をひとつに。ギターの超絶テクニックで、外国人、日本人、老若男女を酔わせた。

<山田元気コメント>
「コメディと音楽って全世界共通で、通じ合うものがあるんだなと思いました。今日みなさんの芸を見ていて、すごく勉強になりました」

パワフルなコントを見せたのは5GAP。泥棒が家にやってきて、物色していたところ「ポリス」だと名乗る奇抜な男が……。2人のやりとりが大きな笑いを生み出していた。

<5GAPコメント>
「外国の方の前でコントをやったことがなかったのですが、出オチのところで笑ってくれて安心しました!」

世界各国の「ゴット・タレント」でも活躍するウエスPは、おなじみの「クロス引き芸」を披露。さまざまなパターンのクロス引きに、客席は拍手と笑いに包まれた。

<ウエスPコメント>
「このメンバーで世界へいきたいと思います!」

MCを務めたRIKIは、出演者のパフォーマンスの合間にも芸を見せたり、会場を煽って盛り上げたり、大活躍。パフォーマンスの時間では、ローラーバランス芸を見せました。

<RIKIコメント>
「めっちゃ楽しかったです。思っていたよりもお客様が笑顔でいてくれて、すごく嬉しかったです」

MCのチャドは、客席と英語でコミュニケーションをとって、場を盛り上げた。ユニークな言葉の数々に、会場も大笑い!

<チャド・マレーンコメント>
「今までは(これまでの海外向けのネタライブでは)一発ギャグ的なものが多かったんですけど、コントが伝わる時代がやってくるんちゃうかなと思いました。一番世界に近いのはチャンスさん。ネタのネーミングセンスがいい!」

『Yoshimoto Comedy Night「OWARAI』9月は、3日(日)、9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、23日(土)、24日(日)、30日(土)に開催予定。

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