古江彩佳はパッティング復調 今後は国内ツアー3試合に出場

前週から徐々に調子を上げてきた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇ポートランドクラシック 最終日(3日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

古江彩佳は7バーディ、3ボギーの「68」で大会を締めくくった。1番で3パットのボギー、3番もグリーンを外してボギーと序盤にスコアを落としたが、2番で2.5mのパーパットを決めて、手ごたえを掴んでいた。

「それまで構えて感触が悪かったら少し右を向いたりしていて、それをし過ぎていたのかも。しっかりとターゲットに向かって打つようにしたら良くなった。シンプルに戻して良かったです」。決めたラインを信じて打って、気づいたものがあった。5番から3、4、2、4mのチャンスを4連続でものにした。後半も11番と12番で5m、13番で1.5mにつけて3連続バーディを奪った。

今大会を終えて日本ツアー3試合に出場予定(撮影/田辺安啓(JJ))

パットのフィーリングは上向きだった。「大会を過ごすにつれて良くなってきて、きのうの練習でもつかんで、今日の朝も良くなってきて。ただ試合で入らないと気持ち悪いままではあるので、試合でやっとつかめたという感じ」。結果が出て、すっきりした。

日本に帰っての楽しみは「食事」とか(撮影/田辺安啓(JJ))

今大会後は帰国し、国内ツアー3試合に出場する。15日開幕の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」(15日開幕/愛知・新南愛知CC美浜コース)。1週空いて国内メジャー「日本女子オープン」(28日開幕/福井・芦原GC 海コース)。再び1週空いてディフェンディンチャンピオンとして所属先主催の「富士通レディース」(10月13日開幕/千葉・東急線分ハンドレッドC)。「気負わずに、気楽に。久しぶりの日本の試合なので楽しんでゴルフが出来たら。気持ちよく帰れます」と晴れ晴れした笑顔を見せた。(オレゴン州ポートランド/石井操)

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