新生ヤンキースがアストロズ3連戦をスイープ 勝率5割復帰に王手

【ヤンキース6-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

多くの若手選手を起用して来季を見据えた戦いにシフトしているヤンキースは、1点ビハインドの6回表に3点を奪って逆転に成功。6対1でアストロズを破って敵地での3連戦を見事にスイープし、借金を1として勝率5割復帰に王手をかけた。ヤンキース先発のマイケル・キングは5回5安打1失点で4勝目(5敗)をマーク。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは6回4安打3失点で3敗目(9勝)を喫した。

9月に入ってオースティン・ウェルズ、ジェイソン・ドミンゲスといった若手選手を積極的に起用しているヤンキース。その「新生ヤンキース」が昨季王者アストロズを相手に名門球団の意地を見せ、全米中継の「サンデー・ナイト・ベースボール」として行われた一戦に勝利し、3連戦スイープを完成させた。

初回にカイル・タッカーの犠飛で1点を先制されたものの、先発のキングは5回5安打1失点と上々のピッチング。すると、6回表にDJ・ラメイヒューのタイムリー二塁打で同点に追いつき、さらにドミンゲスに2号2ランが飛び出して勝ち越しに成功した。

9回表にはアストロズ3番手のホセ・ウルキディを攻め、グレイバー・トーレスの24号ソロ、ウェルズとオスワルド・ペラザのタイムリー二塁打で勝利を決定づける3点を追加。5点リードの9回裏はクローザーのクレイ・ホームズが締めくくった。

ドミンゲス、アンソニー・ボルピー、ウェルズ、エバーソン・ペレイラ、ペラザと5人のルーキーがスタメンに名を連ねたヤンキースは、1993年から30年連続レギュラーシーズン勝ち越しを継続中。残り25試合で14勝以上を挙げることができれば、その記録は継続される。記録の継続は「ベイビー・ボンバーズ」と呼ばれる若手選手たちの活躍にかかっていると言っても過言ではないだろう。

The post 新生ヤンキースがアストロズ3連戦をスイープ 勝率5割復帰に王手 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.