【宇都宮】県内外のよさこいチームが集う「TOCHIGIよさこい」が3日、新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で初めて開かれた。大人から子どもまで総勢約500人が力強い演舞を披露した。
大田原市で開いていた「下野YOSAKOI与一まつり」を発展的に解消し、後継イベントとして県内チームでつくるよさこいネットワーク栃木が主催。2月に同道の駅で試験的に開いたところ、好評だったため「TOCHIGI」の名を冠して初開催した。
県内を中心に埼玉、茨城、福島県の計17チームが順に出演し、きらびやかな衣装で大旗を背に力強く演舞。宇都宮市内からは、城山中央小の放課後子ども教室「くじら教室」の児童27人が南中ソーランを披露した。夏休みの間、鹿沼市のチーム「勢(せい)や」のメンバーから教わっての初挑戦といい、5年の竹内(たけうち)ひさのさん(11)は「すごく元気になれて楽しかった」と笑顔を見せた。
今後も継続的に開催する方針。イベント実行委員長の岩本侑也(いわもとゆうや)さん(28)=壬生町安塚=は「全国のチームを宇都宮に呼び、よさこいや栃木県の魅力を伝えていきたい」と意気込んでいる。