大木晴子が主催する「戦争をとめる!やらせない」第4弾が9月9日(土)LOFT9 Shibuyaにて開催! 神田香織の講談「はだしのゲン」をフルバージョンで実演!

共著『1969新宿西口地下広場』や数々の反戦・平和活動で知られる大木晴子が主催する『戦争をとめる・やらせない』。 その第4弾が9月9日(土)にLOFT9 Shibuyaで開催される。 今回は『神田香織 立体講談「はだしのゲン」フルバージョン上演と若者達とのトーク」と題し、講談師の神田香織が講談に仕立てて37年間語り続けている漫画『はだしのゲン』を生披露。 その他、「戦争をとめる!やらせない」をテーマにしたトークや交流会も行なわれる。公演の詳細はこちら。

神田香織コメント

中沢先生は「私たちの壮絶な体験を踏み台にして、幸せに生きて欲しい」と願っていらっしゃいました。

私は37年間「ゲン」を通じて戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、命の大切さを訴え続けてきた経験から、平和教育の教材としてこれほど適したものはないと確信しております。

なぜなら講談を聞いたあと皆さん元気になるのです。

子どもさんも同じ年ぐらいのゲンに同情し自分たちが恵まれていることに気づくのです。それが「芯」となって戦争や平和や人権について考える大人に成長するのです。

もう一度平和ノートに復活して欲しいという願いを込め「おかえりゲンキャンペーン」始めました。応援のほどよろしくお願いします。

大木晴子コメント

「戦争をとめる・やらせない」第4弾の集会は、あの国葬から一年の9月です。

私は2022年9月27日に「戦争をとめる!やらせない」という想いを国葬の日に決めました。

国会周辺の抗議行動の中を歩きながら心と向き合って。

その日の夜からスタートして一年目の9月9日渋谷のLOFT9で第4弾を。

「999」をサンキュウーと覚える人も。「9条大好き!」と言う人も。

神田香織さんの講談「はだしのゲン」のフルバージョンを今!この時代に。

多くの皆さんと共有して平和への想いを心に刻みたいと強く願っています。

二部は、若者たちと一緒に本音のトークを考えています。

この国が、はだしのゲンくんが願った世の中に近づくような話し合いがしたいです。

【神田香織プロフィール】

福島県いわき市出身。劇団を経て1980年二代目神田山陽門下生となる。二つ目以降ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた神田香織独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。2011年の震災後、NPOふくしま支援・人と文化ネットワークを立ち上げふるさと福島を支援し続けている。代表作「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」「米軍ジェット機墜落─哀しみの母子像」「フラガール物語」「福島の祈り」「沖縄戦─ある母の記録」など。

1986年「講談はだしのゲン」で日本雑学大賞受賞、2010年松井やよりジャーナリスト特別賞受賞、2012年多田謡子反権力人権賞受賞

著書「花も嵐も講釈師が語ります。」(七つ森書館)、「乱世を生き抜く語り口を持て」(インパクト出版会)、「311後を生き抜く力声を持て」(インパクト出版会)

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