加山雄三が47年ぶり・歴代5人目の茅ヶ崎市名誉市民に決定! 「故郷に応援していただき、幸せな気持ちでいっぱい」

歌手の加山雄三が9月1日、神奈川県茅ヶ崎市の名誉市民に選ばれた。

これまでの輝かしい功績と活躍に改めて敬意を表し、茅ヶ崎市に「加山雄三」が残り続けてほしいとの思いから、茅ヶ崎市名誉市民条例に基づき、市長が推薦。9月1日に茅ヶ崎市議会の議決により決定し、同市初代市長の添田信良氏以来、47年ぶり5人目の名誉市民となった。

加山雄三の功績(茅ヶ崎市より)

茅ヶ崎出身である加山雄三氏は、幼少期から30年以上茅ヶ崎で過ごし、茅ヶ崎小学校、第一中学校を卒業。1960 年にデビューし、以後60年以上もの間、湘南サウンドを代表する音楽活動をはじめ、さまざまな活動の場で茅ヶ崎の名を全国に大いに広めていただいています。
これらのご活躍を称え、市では2010年5月19日に「市民栄誉賞」を贈呈しました。
また、現在茅ヶ崎商工会議所で、多くの方からクラウドファンデングによるご賛同を得て銅像の設置が計画されています。

加山雄三 コメント

このたびは茅ヶ崎市名誉市民に決定いただき、本当にうれしく思います。そして、47年ぶり5人目の名誉市民ということを伺いました。
身の引き締まる思いと共に、「ふるさと」を愛し、今もなお茅ヶ崎で過ごしたかけがえのない時間と思い出は僕の原点そのものです。
14歳の時、海の向こうにある烏帽子岩にどうしても行きたくて、カヌーを作って辿り着いた 時から僕の今が始まったんだと思います。
「海」が僕の「夢」そのものとなりました。いまだにその夢を追い続けています。今回このような形で故郷に応援していただき、幸せな気持ちでいっぱいです。茅ヶ崎がこれからさらに素敵な街になっていくことを心から願っております。

加山雄三

加山雄三 プロフィール

1937年4月11日神奈川県生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業後、60年東宝入社。『男対男』で映画デビュー。61年、映画『大学の若大将』に主演し、大人気となった「若大将シリーズ」がスタート。黒澤明監督の『椿三十郎』『赤ひげ』にも出演。歌手としては65年に『君といつまでも』が大ヒット。以後も『お嫁においで』など数々のヒット曲を世に送り出す。
幼少より作曲を始め、弾厚作のペンネームで、ロック・ポップスからクラシックまで幅広いジャンルの楽曲を創作し続けている。芸能生活45周年においてはニューヨーク・カーネギーホールでのコンサート、50周年には東名阪アリーナコンサートツアーを実施。

2014 年には若大将EXPOと題して、77歳にして日本武道館単独公演最年長記録を樹立し、47都道府県全県でのツアーを成功におさめた。また、同年秋の叙勲にて旭日小綬章を受賞した。
2016年は芸能生活55周年を記念し、「音楽は時代や世代を超える」をコンセプトにした若大将FESを2日間にわたって開催。さまざまな年代のアーティストを招き、幅広い世代の観客を大いに沸かせた。THE King ALL STARSとしての活動も注目され、全国のロックフェスにも参戦。2019年脳梗塞、 2020年誤嚥からの小脳内出血など発症したが、2021年カムバックを果たす。

一般のコンサートとして2022年9月9日(金)東京国際フォーラム ホールAでの「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」、12月の豪華客船飛鳥IIでの船上ライブ(若大将クルーズ)が最後のコンサートとなった。そして12月31日の NHK「紅白歌合戦」を最後に人前でのパフォーマンスから引退した。現在も、ライブパフォーマンス以外のテレビ・ラジオの出演や画家活動などを続けている。

<あわせて読みたい>

加山雄三、最新作『そして陽は昇りつづける』のミュージックビデオを公開! バーチャル若大将とコラボが実現
加山雄三が3枚組の新譜『加山雄三ラストショー~永遠の若大将~』を11月30日に発売 新曲『海が男にしてくれた』MVも公開!
【9/9加山雄三ラストコンサート】若大将・加山雄三の芸能活動63年の歴史を振り返る

© チャンネル銀河(株)