笹生優花が今季ワーストの「78」 16位から59位に

最終日はショットが大きくブレた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇ポートランドクラシック 最終日(3日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

日本勢トップの11アンダー16位で最終日を迎えた笹生優花は、今季ワーストの「78」をたたいて通算5アンダー59位に沈んだ。

前半4番にティショットを左に曲げ、2打目は出すだけで、パーパットはカップ左端に蹴られてボギーが先行。スコアを伸ばしたいパー5の5番では3打目でグリーンのカラーに運ぶも、3パットでダブルボギーをたたいた。7番でバーディを奪ったが、8番もボギー。9番はトリプルボギーとなり、前半で「42」と崩れた。

まさかの大たたき(撮影/田辺安啓(JJ))

首位と7打差でスタートした一日だった。パットの調子を問われて「いつものように打ったつもり」と強調し「そういう日だった」と振り返った。後半インこそ最終18番パー4で2打目をピン2m弱につけてバーディとし、パープレーにまとめたが「全体的によくなかったです。しょうがないですね、何ともできなかった」と肩を落とした。

今季ワーストスコアの「78」(撮影/田辺安啓(JJ))

前週、今週と2週連続して初めて回るコースだった。「自分がプレーしたことのないコースを回れて、どういうショットを打たないといけないかとか勉強になった。全体的に練習をして、今よりはもう少し安定したゴルフをしたい」と精度の向上を誓った。(オレゴン州ポートランド/石井操)

スコアを落としたが、明るい表情も(撮影/田辺安啓(JJ))

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