EXILE TAKAHIRO 「辞めようか」まで考えた長いスランプからの復活は、本当に意外なきっかけ「マイクを…」

EXILE TAKAHIROが9月3日放送の『おしゃれクリップ』に出演。EXILEとしての覚悟と葛藤を明かした。

幼少期から歌手に憧れていたというTAKAHIRO。美容師になり上京してから、「“人生一度きりだし、一回その夢を追っかけてみたいな”っていう気持ちになって」とその思いが強くなっていったことを振り返り、「(EXILEの)大の付くファンだったんですよ。あの不良みたいな人たちが、ポップスを歌ってバラードを歌うと甘いし、ド刺さっちゃって。青春時代を輝かせてくれた人たちがオーディションを始めるってなると、もう受けないわけにはいかないなっていう」と、夢をつかむ覚悟を決めオーディションに挑んだ事を明かした。

その後、EXILEに加入し一躍スターとなるが、「EXILEになって17年間くらい活動させてもらってるんですけど、半分以上スランプ期だった。発声障害みたいに、しゃべり声がこんな低いのに、歌う時にローが出ないとか。“なんで声が出ないんだろう”みたいな」と、苦悩があったことを告白。

さらに「ステージに立つと、歌えるイメージが全く湧かなくて。思った声が出なくて。スランプに陥ってしまって。そしたら、歌を歌うのがあんまり楽しくなくなってきちゃって。そんな状況でステージに立ってるのが失礼な気がしてきて」と、歌うのが怖かった時期を回顧。しかし「“もう向いてないな”、“辞めようかな”くらいまで、1人なると考えたこともあったんですけど。眠っている時に夢を見て、右手でマイクを持って思いっきり歌を歌っている夢だったんですよ。僕ずっと左手で持つ癖があって。思い返すとオーディション中も武道館の時も、マイク右手で持ってたんですよ、元々。何のつっかえもなく“パーン”て歌ってる夢で、“試してみるか”と思って右手で試したら、思った音が鳴ったんですよ」と、マイクの持ち手を変えたことで、スランプを抜けたことを打ち明けたTAKAHIRO。

それをきっかけに「トラウマな部分とかスランプで、嫌だったイメージの割合がどんどん少なくなっていって、それと同時に歌を歌うことが本当に楽しくなってきて、“長くかかったな”と思いましたし、“辞めなくて良かったな”とも思いましたし」と、安堵した胸の内を明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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