【廿日市市】300年以上の歴史あるお祭り「二百廿日豊年市民祭」9月9日(土)開催

2023年9月9日(土)、広島県廿日市市中央市民センターと周辺の商店街にて、「二百廿日豊年市民祭」が開催されます。

二百廿日豊年市民祭は、豊年祈願のお祭りとして少なくとも300年以上続いてきた伝統的な地域のお祭りです。

豊年祭はもともと農業に関係するお祭りですが、立春から数えて210日の厄年を無事に過ごし、豊年を喜ぶ意味合いもあるお祭り。

台風が多いこの時期は大事な農作物であるお米の収穫時期で、台風を無事に乗り切ることはとても重要でした。

今のように天気予報がない時代、「嵐がくる日」として伝えられたのが「二百十日・二十日」だったそう。

今では会場となっている商店街を中心にあちこちで露店が出て、俵神輿や獅子舞も登場し、昔ながらのお祭りの雰囲気をそのまま伝え、周辺はとてもにぎやかになります。

二百廿日豊年市民祭はお昼の14時から夜21時まで開催され、露店通りや子どもが楽しめる「こどもひろば」、フリーマーケットの「マルシェひろば」が並ぶほか、商店街のお店も軒先で販売します。

天満宮では景品付きおみくじが販売されるので、お祭りに訪れた記念と運試しをしてみてはいかがでしょうか。

そしてお祭りにかかせない儀式や行事ももちろんあります。

古くから縁起がいいといわれる「天狗や鬼」は15時から、豊年を感謝する「祈願祭」(天満宮ふもと豊受神社)は16時45分から、続いてメイン会場では17時から開会式が行われます。

そして17時半からは俵神輿が商店街を練り歩き、メイン会場では「和太鼓集団 打魂」による和太鼓演奏が見られますよ。

写真はイメージです

広島のお祭りといえば、毎年6月に開催される「とうかさん」が有名ですね。

とうかさんが夏の訪れを告げる浴衣の着始めのお祭りなら、二百廿日豊年市民祭は浴衣着納めのお祭りといわれています。

ぜひ浴衣を着て、夏の終わりの思い出をつくりましょう。

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