米投資ファンド側が代表取締役に そごう西武、社長らを監督

 百貨店そごう・西武は4日、同社を買収した米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループ日本法人出身の劉勁氏(39)が1日付で代表取締役に就いたと発表した。田口広人社長(62)は代表権が外れ、業務執行に専念する。フォートレスからは劉氏のほかに2人が取締役会に入り、田口氏らの業務を監督する新体制となる。

 劉氏は賃貸アパート大手レオパレス21やゴルフ場大手のアコーディア・ゴルフの取締役も務めている。

 田口氏は西武百貨店出身。別のセブン&アイ・ホールディングス子会社の社長なども務め、8月にそごう・西武の代表取締役社長に就任した。

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