『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』の助監督が死去、52歳 さらば、職人…マーベル共同社長が追悼

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」シリーズの助監督を務めたジェイミー・クリストファーさんが死去した。52歳だった。「ハリー・ポッター」シリーズ全作で第1助監督を務めたほか、「スター・ウォーズ」やマーベルの数々の作品を手掛けた。心臓疾患の合併症によりロサンゼルスの自宅で死去したとデッドラインが伝えている。

マーベル・スタジオの共同社長であるケヴィン・ファイギとルイス・デスポジートは共同声明を発表、こう綴っている。「ジェイミーの逝去を非常に悲しんでいます。彼は10年以上マーベル・スタジオ・チームの一員で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ブラック・ウィドウ』などに携わりました」

「彼はカメラの後ろの穏やかな存在で、撮影現場では素晴らしくて協力的なクルーメンバーでした」「ジェイミーは最初に『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の助監督としてマーベル・スタジオに参加し、彼の努力と熱意により『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』と新作『ファンタスティック・フォー』では製作総指揮に昇格しました」「ジェイミーはマーベル・スタジオ・ファミリーの愛される一員であり、彼の死は非常に惜しまれることでしょう。彼のご遺族と友人を想い、深くお悔やみを申し上げます」

英国生まれのクリストファーは、制作マネージャーの父と制作コーディネーターの母にならいエンターテイメントの世界に入った。1989年にテレビ番組でアシスタントの仕事を得て同業界に入った後、『エイリアン3』『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』『フィフス・エレメント』などに参加、2001年に『ハリー・ポッターと賢者の石』の第1助監督に就任、シリーズ最終作まで製作に参加した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社