イオン、日用品向けプラ袋廃止 紙袋へ切り替え、環境対応を加速

イオンが廃止するプラスチック製のレジ袋

 イオンは4日、総合スーパーの「イオン」や「イオンスタイル」の全店舗で、日用品や衣料品の売り場で販売しているプラスチック製のレジ袋を廃止し、紙袋にすると発表した。10月5日から順次切り替える。セブン&アイ・ホールディングスも食品容器のリサイクルの実証実験を始めるなど、小売り大手の環境対応が加速している。

 イオンの対象店舗は全国の523店舗。紙袋は小サイズ22円、中―特大33円で販売する。まずは日用品や衣料品で始め、食料品は当面、プラ袋を用意する。今回の取り組みで年間約6600万枚のレジ袋を削減できる見込みという。

 紙袋への切り替えはユニクロや無印良品などが既に実施している。

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