愛媛県松山市に本社を置くカタオカ建設と関連会社のカタオカ運送は、受注減少などを背景に8月末で事業を停止し、自己破産申請へ準備に入ったことが、4日わかりました。
帝国データバンクによりますと、カタオカ建設(松山市来住町)は1984年に設立され、農道の改良工事や汚水管の敷設といった土木工事などを展開。
2012年の5月期には、年間売上高およそ7000万円を計上していました。
しかし、西日本豪雨による復旧工事の需要が落ち着いたことなどで受注が減少し、厳しい経営を余儀なくされていました。
また関連会社のカタオカ運送でも土木資材の運搬などを手掛けていましたが、受注が減少し、業績が低迷していました。
カタオカ建設とカタオカ運送の負債額は、推定でそれぞれ1億円に上ると見られています。