ひろゆき氏、辺野古移設で沖縄県敗訴確定に見解「不法占拠を続けて良いことにはならない」「違法行為」

2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が4日、X(旧ツイッター)を更新。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、軟弱地盤改良工事の設計変更を承認しなかった沖縄県に対する国土交通相の是正指示は違法だとして、県が取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、県側の上告が棄却されたことを受け、自身の見解をつづった。

ひろゆき氏は「辺野古工事裁判で沖縄県の敗訴確定」と切り出し、「法的には辺野古工事反対派はやれる事がない。だからといって不法占拠を続けて良いことにはならない」と指摘した。

その上で、同氏は「沖縄以外を巻き込んで日本の政治の話にするしかない。『沖縄の事は東京にはわからん』と言って、違法行為を続けても解決は遠のくだけ」と投稿した。

ひろゆき氏は昨年10月、辺野古のゲート前を訪れ、抗議行動を終えて市民がいなかったとみられる時間帯に「新基地断念まで 座り込み抗議 3011日」と記された掲示板が現場に置かれていた状況に対して「0日にした方がよくない?」などとSNSに投稿。その言動について賛否が起きていた。

今回の判決確定によって、移設反対を掲げる沖縄県の玉城デニー知事は設計変更を承認する義務を負う形となり、今後の対応が焦点となる。

(よろず~ニュース編集部)

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