アウェーで4か月ぶり勝利 サンフレッチェ広島 ルーキー・中野就斗 初アシスト 2戦連続無失点 レジーナは連勝で首位浮上

2日(土)の明治安田生命J1リーグ第26節。サンフレッチェ広島は、4月下旬から勝てていなかったアウェイの地でおよそ4か月ぶりの白星を手にしました。

9月2日(土)鳥栖 vs. 広島(駅スタ)

7位のサンフレッチェは、12位のサガン鳥栖とのアウェイ戦。試合は、開始早々に動きます。前半3分。ボランチの 満田誠 のパスに マルコス・ジュニオール が折り返し、最後はソティリウ。サンフレッチェが先制します。

満田と加入したばかりマルコス・ジュニオールの絶妙なタイミングでのパスと抜け出しが光った先制ゴールでした。決めたソティリウは2試合ぶり4ゴール目です。

後半34分には、右サイドの 中野就斗 が、相手との駆け引き。縦に行くと見せかけてからの左足のやわらかいクロス。決めたのは、ドウグラス・ビエイラ でした。ルーキーの中野はプロ初アシストに、そして途中出場のドウグラスは、およそ3か月、ゴールから遠ざかっていましたが、チームトップの7ゴール目をマークし、喜びを爆発させます。

さらにアディショナルタイムには 塩谷司 のスルーパスに満田が抜け出します。キーパーと1対1となり、冷静に決めます…。が、惜しくもVARでオフサイドと判定され、ノーゴールとなりました。

ただ、満田がけがから復帰してからの4戦負けなし。守っては日本代表の 大迫敬介 を中心に相手のシュートをわずか3本に抑え、2試合連続無失点。アウェイでおよそ4か月ぶりの勝利を手にしました。

9月3日(日)WE LEAGUE CUP(ヨドコウ桜)セレッソ大阪ヤンマーレディース vs. サンフレッチェ広島レジーナ

女子のレジーナもアウェイ戦。3日(日)、WEリーグカップの第2戦でした。セレッソを相手に1点を追う前半40分。ゴール前の混戦から左足で決めたのは、小川愛 。慶應大学出身レジーナ1期生が3シーズン目で公式戦初ゴールを挙げ、同点に追いつきます。

後半8分、左サイドを抜け出したのは、背番号11・中嶋淑乃 。アジア大会代表メンバーにも選出された中嶋が、2試合連続ゴール。逆転勝利のレジーナは、カップ戦2連勝でグループ首位に立ちました。

2試合連続ゴール 中嶋淑乃 選手
「チームも勝って、個人的にも勝利に貢献できてうれしい。 しっかり(残りの)3試合を勝って、タイトル取れるようにがんばります」

公式戦初ゴール 小川愛 選手
「やっと取りました、3年目にして。チームでこれから勝ち進んでいくことが1番大事なので、もっともっと点を獲って、カップ戦、絶対優勝したいです」

― 好調レジーナは、次節9日(土)、ホームで相模原と対戦する予定です。

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