愛媛県民文化会館前の県有地の活用は…? “国際会議場”や“外資系ホテル”など、寄せられたアイデア元に11月ごろ方向性決定

愛媛県が新たな活用策を募集していた県民文化会館前の県有地について、中村知事は2023年11月ごろをメドに方向性を決定する考えを示しました。

県民文化会館前の県有地は、当初の目的だった文化交流施設の構想が具体化しない中で、経済界から水族館の建設計画が持ち上がったものの2023年2月に中止されていました。

これを受け県がホームページで活用策のアイデアを募集したところ、県産品の販売施設や観光客向けのホテル、国際会議場、小規模劇場などあわせて174件が寄せられたということです。

4日の会見で中村知事は、寄せられたアイデアを踏まえ、11月ごろをメドに方向性を決める考えを示しました。

そして、企画提案の審査を経て、2023年度中に具体的な整備計画や事業者の決定を目指すということです。

(愛媛県・中村時広知事)
「例えば、国際会議の誘致機能の強化につながる施設を整備することが望ましいのかなと思い浮かぶんですが、ただ松山市のまちづくりビジョンがベースにあるものだと思いますので…」

また、これについては、企画提案審査の運営や専門家からのアドバイスなどにかかる経費およそ2600万円を9月補正予算案に計上しています。

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