4日は、9月とは思えない猛烈な暑さでした。広島市中区は最高気温が37℃を超え、全国の観測地点で最も高くなりました。中区で9月に37℃台を観測したのは史上初めてで、9月としては過去最も暑い一日でした。
RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
「午後1時半です。9月に入りましたが、日差しがとても痛いです。手元の温度計は、37℃を超えています。残暑というより、酷暑に近い感覚です」
広島市中区では朝から気温が上昇…。午前中には35℃を超えて猛暑日となりました。午後はさらに気温が上がり、午後2時すぎ、37.4℃を観測しました。
気象庁は全国のおよそ920地点で気温を観測していますが、4日は広島市中区が全国で最も暑くなりました。中区で9月に37℃以上を観測したのは、気象庁に記録が残る過去144年間で初めてのことです。
兵庫から
「暑いですよね。ホテルから10分経っていないのに、汗だくだく」
岩手から
「お盆が過ぎたのに、なんでこんなに暑いのだろう」
岐阜から
「ことしから扇風機も買って、広島来るのに、日傘を買った。広島も暑いが、岐阜も負けていない」
街の人
「夏は嫌いではないが、雨が降らない地域もあるので今は辛抱かな」
広島県内各地の最高気温は府中市や安佐北区三入、安芸太田町加計で36℃以上となったほか、県内7地点で猛暑日となりました。
あす5日も県内では一部で35℃以上の猛暑日が予想されています。5日は湿度が高くなり、蒸し暑くなるため、熱中症には引き続き厳重に警戒してください。
