フィギュアスケート女子の紀平梨花（トヨタ自動車）が4日、全日本選手権（12月・長野市）の予選を兼ねる今月下旬の中部選手権（名古屋市）に出場しないとX（旧ツイッター）で明らかにした。一昨年に疲労骨折した右足首の状態が昨年の全日本選手権で悪化し、完治に至っていないと説明した。
「2026年ミラノ（・コルティナダンペッツォ）五輪の夢に向け、今年はけがの完治を優先しようと決断した」などと投稿。拠点を置くカナダのトロントで氷上練習はしているとし、グランプリ（GP）シリーズ第2戦スケートカナダ（10月27～29日・バンクーバー）の出場可否は、状態を見極めながら判断する考えを示した。
