【トゥールーズ(フランス)共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会(8日開幕)に出場する日本代表はベースキャンプ地となるフランスのトゥールーズへ2日に入り、10日に1次リーグD組初戦のチリ戦を迎える。いよいよ本番モードで、FW姫野主将(トヨタ)の言葉は自然と熱を帯び「自分の命を懸けるくらいの覚悟が必要」と訴える。
チームはW杯に向けた挑戦を世界最高峰エベレストの登山に例えてきた。ここから先の本番は、一歩でも足を踏み間違えれば死に直結する「デスゾーン」と呼んでいる。求められるのは内容よりも勝利。気合みなぎる姫野は「生きるか死ぬかの戦い」と位置付ける。