学生横綱は頭脳明晰、数学も得意 日体大出身のチョイジルスレン

新弟子検査を終え、ポーズをとるバトジャルガル・チョイジルスレン=4日、両国国技館

 4日の大相撲秋場所の新弟子検査にパスした日体大出身のバトジャルガル・チョイジルスレン(23)=モンゴル出身、阿武松部屋=は神奈川・旭丘高にモンゴルから相撲留学。日体大4年で学生横綱に輝いた。

 来場所以降に幕下15枚目格付け出しデビューの予定で「理想は幕下で全勝優勝して、1場所で関取に上がりたい」と大きな目標を掲げた。

 本人によると中学時代には数学で故郷ウブス県を制し、モンゴルの全国大会に出場。頭脳明晰で「何時間もかけて解けた時はすごく快感があった。相撲でも自分が悪かった部分を分析し、次に生かせるように頑張っていきたい」と流ちょうな日本語で語った。

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