
大相撲の新大関豊昇龍が4日、千葉県柏市で開かれた母校の千葉・日体大柏高の昇進祝賀会に出席し、約200人を前にしたスピーチで「大関で終わるわけではない。まだ一つ上に番付がある。いい相撲を取って勝ち取りたい」と横綱昇進への意欲を口にした。
会場内のスクリーンでは高校時代の写真などが紹介され、照れくさそうな笑みを浮かべる場面もあった。「自分のことを育ててくれた学校。楽しかったし、大切な3年間だったと改めて感じた」と懐かしんだ。
先場所は12勝3敗で初優勝。期待される秋場所(10日初日・両国国技館)に向け「一日一番という気持ちを大事にしていけば大丈夫だと思う」と落ち着いて話した。