【台風情報】24時間以内に台風13号発生へ 7日ごろ関東近海を北上予想 さらに別の熱帯低気圧発生は 気象庁&海外進路予想比較

24時間以内に台風13号発生へ それほど発達せず北上へ

気象庁は4日午前9時、沖縄の南海上にある熱帯低気圧が24時間以内に台風13号になる可能性があるとして5日先までの進路予想を発表しました。

4日午後9時には日本の南の海上にあって時速15km/sで北北東へと進んでいます。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は15m/sです。中心付近の最大風速が17.2m/s以上となると台風となります。

気象庁

現在の進路予想では7日ごろに関東の南東の海上を中心とする予報円に達し、その後も北東方向へと北上を続ける予想です。現在のところ、さほど発達する予想ではありません。

アメリカ&ヨーロッパモデルの進路予想は

気象庁の進路予想で示される予報円は「その時刻に台風の中心が入る確率が70%」であることを意味しています。予報円の大きさは進路予想のブレ幅を表しています。

台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。

アメリカ海洋大気庁

ヨーロッパ中期予報センター

アメリカ海洋大気庁やヨーロッパ中期予報センターの進路予想も大まかな傾向は気象庁と変わりません。いずれも台風13号に関してさほど発達させない予想となっています。ただ暖かく湿った空気をもたらすために雨の降り方には注意が必要となりそうです。

また週間天気予報の支援資料などでは、今週後半には沖縄周辺で低気圧を表すLマークがスタンプされています。別の熱帯低気圧が発生する可能性があります。今後の最新情報にはご注意ください。

© 株式会社中国放送