フィリーズ・シュワーバーが40本塁打に到達 ウォーカーは15勝目

【フィリーズ9-7パドレス】@ペトコ・パーク

ナ・リーグのワイルドカード争いでトップのフィリーズは、3回までに8点を奪って主導権を握り、9対7で逃げ切り。敵地でのパドレス3連戦の初戦を制し、貯金を15とした。フィリーズ先発のタイワン・ウォーカーはキャリアハイをさらに更新する15勝目(5敗)をマーク。6番手のホセ・アルバラードは7セーブ目を挙げ、パドレス先発のリッチ・ヒルは2回途中7安打6失点で14敗目(7勝)を喫した。

フィリーズは初回にアレック・ボームの満塁走者一掃のタイムリー二塁打で3点を先制。1回裏にフェルナンド・タティスJr.の22号ソロで1点を返されたが、2回表にエドムンド・ソーサの9号ソロとトレイ・ターナーの22号2ランでリードを広げ、3回表にはクリスチャン・パチェのタイムリー三塁打とソーサのタイムリー二塁打でさらに2点を追加した。

4回裏にトレント・グリシャムと金河成(キム・ハソン)の連続タイムリーで3点を返されたものの、5回表にはカイル・シュワーバーが40号ソロを放って9点目。その後、6回裏に1点、7回裏にも2点を返され、2点差まで追い上げられたが、8回裏を5番手のクレイグ・キンブレル、9回裏を6番手のアルバラードが無失点に抑え、9対7で逃げ切った。

なお、シュワーバーは自己最多の46本塁打を放って初の本塁打王に輝いた昨季に続き、2年連続でシーズン40本塁打に到達。今日の試合が終わった時点の打率は.193であり、打率1割台のままシーズンを終えた場合、「打率1割台でのシーズン40本塁打」はメジャー史上初の珍事となる。ちなみに、40本塁打以上の打者の最低打率は、2012年のアダム・ダン(ホワイトソックス)の.204である。

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