イオン跡に埼玉初オープンへ!ショッピングセンター“そよら武蔵狭山”誕生 衣料品&食品も充実 サイゼも

店舗の完成イメージ図(イオンリテール提供)

 イオンリテール(千葉市)は1日、埼玉県狭山市入間川の旧イオン武蔵狭山店跡地に建設を進めてきた小商圏向け新形態の都市型ショッピングセンター「そよら武蔵狭山」を26日にオープンすると発表した。県内初出店となる。

 店名の「そよら」は「そら、寄って、楽しんでって!」の言葉が由来で「都市生活に必要なものがそろい、日々の暮らしを楽しく便利にする生活拠点」との思いが込められている。従来の郊外型店舗とは異なり、生活圏に密着した普段使いがコンセプト。総合スーパーのイオンスタイルを核店舗にバーガーキング、サイゼリヤなど専門店15店が入る。

 近隣のイオンアグリ日高農場(日高市)からのオーガニック野菜をはじめとした生鮮食品や健康、環境に配慮した商品、狭山茶を使ったスイーツのほか、冷凍食品は地域最大級約千品目の品ぞろえ。購入頻度の高い衣料品に特化した「デイリーカジュアル」売場を初めて単独展開する。

 同じ国道16号沿いの約900メートルの距離には今年6月にリニューアルしたイオンスタイル狭山店があり、同社では競合となる3キロ圏内のスーパーやドラッグストアに対し「生活スタイルに応じて2店舗を使い分けていただけるよう提供価値を高めたい」と話している。年間220万人の来店を見込んでいる。

 店舗は地上2階建てで、敷地面積は約1万8600平方メートル、売り場面積は約6980平方メートル。駐車場310台、駐輪場240台。

© 株式会社埼玉新聞社