韓国で3ツアー共催大会 中島啓太は賞金1位返り咲き狙う

初渡韓となる中島啓太※撮影は前週「フジサンケイクラシック」(撮影/村上航)

◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 事前情報◇クラブ72CC・オーシャンコース(韓国)◇7175yd(パー72)

2019年にアジアンツアー、韓国ツアー、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の3団体共催となった大会が3度目の開催を迎える。コロナ禍では韓国ツアー単独開催だったが、3団体共催に戻った昨年は奈良のKOMAカントリークラブで行われ、比嘉一貴が最終日に5打差逆転優勝を飾った。

ことしは舞台を韓国・仁川に移し、ジャック・ニクラス設計のクラブ72CC・オーシャンコースで7日(木)に開幕する。賞金総額は14億ウォン(約1億5500万円)、賞金の5%は慈善団体に寄付。優勝者には各ツアーのシード権が付与される。

出場資格は各ツアー40人ずつ(他に歴代優勝者など)で、日本からも賞金シード上位者が多数参加。中島啓太、永野竜太郎、平田憲聖、岩田寛、ソン・ヨンハン(韓国)、今平周吾、石川遼をはじめ、昨年大会5位の河本力も出場する。昨年優勝者の比嘉、現在賞金ランキングトップの金谷拓実、同ランク3位の蝉川泰果はエントリーしなかった。

中島はプライベートも含めて初の韓国。前週「フジサンケイクラシック」で優勝した金谷に賞金ランク1位の座を渡して2位に後退したが、差はわずか242万3980円。金谷不在の大会で返り咲きを狙う。

<主な出場予定選手>
中島啓太、永野竜太郎、石川遼、今平周吾、岩田寛、平田憲聖、宮里優作、河本力、ソン・ヨンハン、池田勇太、片岡尚之、岩崎亜久竜、キム・キョンテ、ブレンダン・ジョーンズ

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