サウジ行きの噂もあるサラー、同僚ロバートソンは「何の心配もしていない」

[写真:Getty Images]

リバプールのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは、同僚であるエジプト代表FWモハメド・サラーの残留を確信しているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

今夏の移籍市場で、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとブラジル代表MFファビーニョが相次いでサウジアラビアに去ったリバプール。サラーについてもアル・イテハドが獲得に執念を燃やしているが、クラブは総額1億5000万ポンド(約276億円)のオファーを拒否した。

それでも、アル・イテハドはサラー獲得を諦めず。移籍市場が閉まる7日まで獲得の可能性を模索し続けており、現在は2億ポンド(約370億円)を超えるオファーを準備中と報じられている。

一方で、チームメイトはサラーの残留を信じているようだ。先週末に行われたプレミアリーグ第4節のアストン・ビラ戦後、サラーの去就について聞かれたロバートソンは、何も心配していないと断言。プロフェッショナルな姿勢を示すサラーは、今シーズンもリバプールでプレーするだろうと語っている。

「僕たちはそうした話をブロックしているし、モー(サラー)も同じだ。憶測について話すのは他人に任せるよ。僕たちは何の心配もしていない。モハメド・サラーはリバプールの選手であり、当分の間はそうであり続けると信じている」

「チームとしては移籍市場が閉まった今、前進するために取り組んでいる。チームとして最大限の力を引き出し、これからのシーズンを見据え、昨シーズン以上の結果を出したい」

「モーは究極のプロフェッショナルで、やるべきことをやってくれる。世界最高の選手の一人であり、プロフェッショナルな人間なんだ」

「彼は他人に話をさせているが、常にリバプールへの献身性を示している。ビラ戦のパフォーマンスで、彼が噂話の影響を受けていないことはわかったよ。モーは噂話について可能な限り最善の方法で反応したと思うし、みんなも彼のパフォーマンスを見てそれは理解できただろう」

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