Tesla、EV車「Model 3」新型を公開。デザイン刷新、航続距離重視の設計

エクステリア

エクステリアデザインをアップデートして空力性能を最大化している。カラーラインナップに、ステルスグレーとウルトラレッドを追加。いずれも光源や見る角度によって変化するようデザインされているという。

Model 3 RWDエディション ステルスグレー

タイヤとホイールをアップグレードしたことで、ノイズがさらに低減され、航続距離が向上した。

新しいインテリア

車内を包み込むようなスタイルが特徴の新しいラップアラウンドインテリアとなっている。アンビエントライトはカスタマイズ可能。

より柔らかく、より洗練された素材を採用。より高い精度で仕上げられている。最大17スピーカー、デュアルサブウーファー、デュアルアンプを採用。Teslaが独自設計した臨場感あふれるサウンドが楽しめる。

後部座席のリアディスプレイは8インチタッチスクリーンで、空調やエンターテインメントにアクセスできる。

フロントシートは事前にスマートフォンからベンチレートすることができ、空調設定に連動して自動調整するように設定可能、ワイヤレス充電に対応し、同時に2台のスマートフォンを充電可能。アップグレードされたマイクでよりクリアな通話が可能になったという。

キャビン

360°のアコースティックガラスによって、静かなキャビンを実現。有害な紫外線からは守りながら、光を取り込む全面ガラスルーフでどこまでも広がる空を満喫できる仕様だ

テクノロジー

タッチスクリーンを中央に配置し、さまざまなプレイリストや車両のステータスを表示する。ゲーム、映画、音楽は数タップするだけで楽しめる。中央にあるタッチスクリーンを使用して、メディアのストリーミング、車両のカスタマイズ、目的地までのナビゲーションなどを行える。

また、Teslaアプリでは、リモートアクセスで車両を管理できるほか、どこからでも車内を快適な温度に設定できるキャビンプレコンディショニングが可能。充電スポットを含むルートプランも提案する。

モード

  • ドッグモード:車から離れている間も、ペットは車内で快適に過ごせる
  • キャンプモード:車内の温度を維持し、一晩中エンターテインメントシステムを稼働させ
  • セントリーモード:車両の周囲を監視し、潜在的な脅威が検知されると携帯電話に知らせる
ドッグモード
キャンプモード
セントリーモード

便利な充電

Teslaのウォールコネクターがあれば、家にいながら車両をフル充電することが可能。ウォールコネクターは、屋内外を問わず簡単に設置できるように設計されている。

ドライブ中でも世界に45,000台設置されているスーパーチャージャーなら、わずか15分で最大282km分を充電。デスティネーションチャージングは、ホテルや公園駐車場などに設置されている。目的地で駐車中に充電が可能だ。

すべてのTeslaは、充電アダプターを使用して全国にある公共充電設備が利用可能。ナビを使って、公共充電ネットワークにアクセスできる。

スーパーチャージャーで充電

安全設計

Model 3シャーシの側面図

Model 3は、衝突エネルギー吸収サイドシル、横転リスクを低減させる車体底面の強化バッテリーパック、車重の何倍もの重さに耐える金属製ボディストラクチャーなど、その他のテスラ車両と同様の安全性を備えている。衝突被害軽減ブレーキなどのアクティブセーフティ機能は、オプションではなく標準装備されている。

オートパイロット機能を使用して灰色と赤色で視覚化されたTesla車両

ドライバー自身が監視する必要はあるが、オートパイロットは、360°視野角で同じ車線内で操舵、加速、そしてブレーキをサポートし、車の運転で最も負担が掛かる部分をアシストする。ワイヤレスソフトウェアアップデートによって、最新の便利な機能をすぐに利用できる。

Model 3仕様

※航続距離およびスペックは日本仕様と異なる

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