ＮＨＫから国民を守る党副党首で、前衆院議員の丸山穂高氏（３９）が、同党の斉藤健一郎参院議員（４２）の公設第二秘書に就任したことが５日、斉藤氏のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで明らかにされたた。公設秘書は、給与を国費から支払う特別職国家公務員。
斉藤氏は「公設第二秘書の枠が空いたということで、丸山穂高さん！」と就任を発表。無報酬で同党の活動を行ってきた丸山氏は「持ち出しというのは、モチベーションが下がる。経費としてしっかりバランスを取りたい。交通費などを相談をしたところ、ちょうど空いてるからということでお話いただいた。できる限り、しっかりサポートしていきたい」と経緯を説明した。
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏（５０）、通販会社のピーチ・ジョン創業者の野口美佳（５８）を私設秘書とする斉藤氏は「僕のサポートというよりも、堀江貴文が斉藤を使うように、丸山穂高を使うような図式ができてきたら議院運営の形も変わってくる」と期待を寄せた。
斉藤氏は「北方領土の返還ということを、斉藤事務所が本気で取り組むメイン政策にしたい」と発表。「穂高さんが一緒になってくれて、やっていくのは北方領土返還、これに尽きる。斉藤、丸山が一緒になって本気で取り組んでいくぞというのを皆さんにぜひ見ていただきたい。ＮＨＫ問題にもしっかり取り組んでいく」と呼びかけた。
丸山氏は２０１９年５月、ビザなし交流で訪れた国後島で「北方領土を取り戻すのは戦争しかないのでは」などと発言し、日本維新の会を除名されている。
（よろず～ニュース・杉田 康人）
