息子・二宮和也に、愛にあふれた激励を贈る母・高橋惠子 「アナログ」本編映像

2023年10月6日より劇場公開される、ビートたけしの同名恋愛小説の映画化作「アナログ」から、息子・悟(二宮和也)に、母・玲子(高橋惠子)が愛にあふれた激励を贈るシーンの、本編映像が公開された。

入院している母を献身的にサポートしている悟。そんな悟に、みゆきとの出会いという素晴らしい出来事があったことを知った母・玲子は、「悟、幸せになりな」と優しく、そして力強く伝える。普段通りに見舞いに訪れている悟は、おもむろに発せられた母の言葉に「また、何?」と照れ笑いするが、玲子は「人には自分だけの幸せのかたちがある。それを信じて貫きな」とまっすぐな言葉を重ねる。悟は、そんな愛にあふれた願いを受け取り、静かにうなずき、幸せになることを約束する。

撮影の合間は本当の親子のように仲良く談笑していたという二宮と高橋。そんな二人を見て、タカハタ秀太監督は、この親子には丁々発止のテンポいい会話ではなく、リアルな会話で生まれる間(ま)があった方がいいと判断。微妙な間をあえて残すことで、自然な親子のやり取りを見せるシーンとなった。

二宮とは初共演となった高橋は、クランクアップした直後に「今朝会って、(二宮さんと)親子になって、本当の親子のようにやりとりして…。本当に不思議な仕事だな、と思いながらも、とてもいい時間を過ごせました」とコメントを寄せている。

「アナログ」は、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、「会うこと」を大切にする“アナログ”な価値観を持つ男女の恋愛を通じて、いつの時代も変わらない愛の原点である「好きな人にただ会える喜び」を描き出した作品。主人公の水島悟を演じるのは二宮和也。ヒロインのみゆきを波瑠が演じる。監督を務めるのは、「ホテルビーナス」「鳩の撃退法」などのタカハタ秀太。脚本は、「あゝ、荒野 前編・後編」「宮本から君へ」「MOTHER マザー」などの港岳彦が担当している。

【作品情報】
アナログ
2023年10月6日(金) 全国ロードショー
配給:東宝 アスミック・エース
©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.

© 合同会社シングルライン