欧州メーカー、多様なEV展示 独自動車ショーが一般公開

BMWが開発した要人輸送用のEV「i7プロテクション」=4日、ドイツ・ミュンヘン(共同)

 【ミュンヘン共同】ドイツ南部ミュンヘンで欧州最大級の自動車ショー「IAAモビリティ」の一般公開が5日、始まった。欧州メーカー各社は大型セダンやスポーツタイプ多目的車(SUV)など多様な電気自動車(EV)の展示を競い、来場者に本格的なEV時代の到来をアピールした。

 中国EV大手の比亜迪(BYD)もSUVを披露。一方で、トヨタ自動車などの日系自動車メーカーは出展を見送った。

 ドイツのBMWは、大型高級セダン「7シリーズ」をベースに開発した要人輸送向けの「i7プロテクション」を世界で初公開した。

 フランスのルノーは、家族向けミニバンとして知られる「セニック」のEVモデルが目玉。

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