新井カープにマクブルーム合流! 「天下分け目の6連戦」スタート “元気印” 羽月や床田に聞く まず今夜から3位・DeNA戦

広島カープは、5日から3位・DeNAと、週の後半は首位・阪神との “運命の6連戦” です。マツダスタジアムでの初戦を前に、頼れる助っ人が1軍に戻ってきました。

その助っ人は、マクブルーム選手です。来日2年目の今シーズンは開幕から4番を任されていましたが、打率2割前半・ホームラン5本で6月に登録抹消となりました。

その後、7月末の2軍戦で右太ももの肉離れを起こし、8月は実戦から遠ざかっていましたが、先週金曜日から2軍戦に3試合出場し、タイムリーもマーク。5日、およそ3か月ぶりに1軍登録となりました。

広島カープ マクブルーム 選手
「思っていたよりも時間がかかりましたけど、チームメイトの顔を見られて非常にうれしいですし、体も調子がいいので、あとはチームの勝ちに貢献できるようにがんばるだけです。スタッフもチームメイトも2軍でよくしてくれた。いい思い出しかない。もちろん、1軍でプレーをするのが目的でしたが、つらい思いは全くなかった。プレーオフ・モードの時期に来ているので、自分の力で貢献できるのであれば何でもやりたい。足は全然、問題ない。監督に『しっかりがんばってくれ』と言われ、『準備はできています』と伝えた」

そして、5日、新井貴浩 監督が熱心にアドバイスを送っていたのが、20歳の右バッターでした。

高卒3年目 3日に1軍初登録(5日 抹消も再昇格へ意欲) 二俣翔一 選手
「(新井監督は)右バッターの本当にいいバッターだったと思うので、現役時代。直接、アドバイスをもらって、本当にさっきのバッティングだけでも自分の手応え的には全然変わったなっていうふうに思ったので。それをしっかり続けて、また監督の前でいいものを見せられたらいいなと思っています」

― それでなくてもモチベーションの高い二俣さんですけど、意気込みを
「まずは1軍の初打席をしっかり自分のスイングができるように今、きょう言われたことをしっかりやって、またいちからがんばりたいなと思っています」

チームトップ12盗塁の元気印 羽月隆太郎 選手
― この6試合、チームはどんな雰囲気?
「いや、もうチームの雰囲気もいいので、ガンガン乗っていくしかないと思います」

― 接戦のすごく大事なところで起用が多いんですけど、緊張感などどう?
「今までよりやっぱり緊張感はあるんですけど、それよりチームのためにって思うと、どんどん行ってやろうと思います」

― 試合中のベンチが明るいです。どんな感じ?
「本当、年下・年上関係なく、みんなで声を出して、みんなで本当に勝つんだっていう強い気持ちがあるから明るいかなと思います」

― 今週に向けての意気込みを。
「本当に1戦も落とせない戦いが6試合続くので、なんとかまず、きょうのカード頭を勝って、次につなげていけたらなと思います」

チームトップの10勝 8日の阪神戦先発予定
床田寛樹 投手
― 今、どんな気持ち? どんな温度感?
「まあ、変わらず入っていけると思います」

― けっこう床田さんをはじめ、いろんなピッチャーが完投したり、フル回転していますけど、ブルペン・ピッチャー陣の雰囲気は?
「うーん、最近はやっぱり負けられないというか、もう絶対に勝とうという気持ちでやっていると思うので、あとは先発がどれぐらいイニング投げられるかだと思うので、みんな、勝つつもりでやっていると思います」

― ほんのちょっとだけ気温が下がりましたけど、ちょっと楽になりましたか?
「気持ち、楽になりました」

― 秋を感じます?
「いや、まだ全然、暑いですね」

― 今後に向けて意気込みを。
「もう負けられないので、なんとか勝てるようにがんばりたいなと思います」

◇ ◇ ◇

青山高治 キャスター
選手からも「負けられない」という言葉がよく聞かれましたね。

コメンテーター 木下ゆーき さん(子育てインフルエンサー)
そうですね。まさに負けられない6連勝を控えたこのタイミングで、マクブルーム選手が戻ってきてくれたら心強いですね。

石田充 アナウンサー
ただ、このタイミングで二俣選手は、別の選手が体調不良になったので急きょ、日曜日に呼ばれて、その選手は体調に問題なかったので、また抹消になったんですが、登録抹消がわかっている選手を徹底的に指導している、このタイミングでという、新井監督ならではという感じがしました。

“運命の6連戦” ということになりますけれども、まず地元で3位・DeNA、ちょっと差が詰まってきていますから、しっかり初戦をものにしてもらいたいと思います。

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