部屋に出たクモ、退治すべき?
部屋にクモが出ると、退治すべきか困るものです。退治したいけれど死なせてしまうのはかわいそうだし、そのままにして部屋に置いておくと近寄ってきて怖い思いをするかも…。クモと退治すべきポイントをまとめたので、倒すべきか悩んでいる人必見です!
クモを退治すべきか見極めるポイント
クモを退治するべきか見極めるポイントは、以下のようになります。
基本的に、家に出るクモは殺す必要なし
家に出るクモは、基本的に以下のような種類になります。
- ハエトリグモの仲間
- イエグモの仲間
いろいろなクモが家の中で見られると思いますが、上記の二種類の仲間であることが大半です。中でも手のひらサイズの大きなクモであるイエグモは、ゴキブリを主食としています。家の中にイエグモが2匹いれば、家の中にいるゴキブリは殲滅できるともいわれていますよ。
イエグモはこちらに危害を加えてくることはなく、性格も臆病です。可能であれば、家の中に放置しておき、ゴキブリを食べてもらいましょう。
【要注意!】セアカゴケグモは見つけ次第退治
セアカゴケグモの特徴は、以下のものがあります。
- 体全体は黒色で、背中とおなかに赤い斑点がある
- 特定外来種に指定されている
- 毒を持っている
セアカゴケグモの主食は、ダニやコバエです。しかし、危害を加える対象には噛みついてきます。人間はもちろん、ペットにも噛みつく恐れがあるクモなので、放置厳禁!素手で触るのもNGです。
夜出たクモは殺してはいけない理由
夜家に出たクモを殺してしまうのは、一説によるとよくないとされています。その理由は、以下の通りです。
- 害虫(ゴキブリなど)を食べて駆除してくれるため
- 幸運の象徴であるとされているため
日本の一部地域では、夜出たクモは災いをもたらす象徴とされていることがあるので、夜出たクモは成敗しているという人もいますよ。
部屋の出たクモの逃がし方
部屋に出たクモの逃がし方は、以下のものがあります。
- 軍手をはめて、そっとつかんで外に出す
- 新聞紙や冊子など、薄いものですくい上げて外に出す
- ほうきとちりとりで捕獲し、そのまま外に出す
先ほども紹介しましたが、素手でクモを触るのは危険です。セアカゴケグモはもちろん、まだ発見されていない毒を持つクモである可能性がぬぐい切れません。噛まれてしまっては危険なので、手で捕まえる場合であっても軍手は必須です。
万が一クモに噛まれてしまった場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。夜間の場合は相談ダイヤルに電話し、救急車を呼ぶべきか指示を仰いでください。
まとめ
家には、いろいろな種類のクモが出ることがあります。その大半は無害なものですが、もしかすると毒グモである可能性もあるので噛まれないよう注意して部屋の外に出しましょう。