【レビュー】焼き芋スイーツ大集合! 「ファミマのお芋掘り」全19種から、ピックアップ食レポ【コンビニ】

ファミリーマートでは、2023年9月5日から 「ファミマのお芋掘り」 が開催中だ。開催から3年目となる今年は、全製品にさつまいもの品種・紅はるか、紅あずま、シルクスイートのいずれかを使用した全19種類が登場。

ねっとりトレンドの焼き芋シーンを狙い撃ち!

「焼き芋は昔ながらのホクホク食感のさつまいもに加え、近年ではねっとり食感のものがトレンドで、『冷やし焼き芋』が季節を問わず人気です。濃厚な甘さの焼き芋をミルクと合わせた『ラテ』にもブームの兆しを感じます」(お芋専門家・天谷窓大氏)

子どもの頃からさつまいも好きな筆者。石焼き芋・甘露煮・大学芋・干し芋・芋けんぴなどを常食しているが、本来さつまいもは秋冬の風物詩という印象を持っていた。ただ近年の「焼き芋」ブームは、季節問わず。さまざまなお店で「お芋スイーツ」を手軽に入手できるようになった。

中でもねっとり甘い品種が大人気で、つい先週もコンビニで焼き芋を数種購入したが、いずれもねっとり系の甘い焼き芋だった。

そんな、いつでも食べられるようになったさつまいもスイーツだが、お彼岸も近いことだし、秋を感じながら食べてみたい。

『八天堂 冷やして食べるとろけるくりーむパン 紅はるか』税込280円

広島の「くりーむパン」で有名な八天堂によるお芋系。パンを割ってみると、クリームより焼き芋ペーストがたっぷり入っていて、食べるとクリームと相性抜群。これはおいしい。

『おいものモンブラン』(税込320円)

やさしい芋羊羹を思わせる香りと、層を成してきれいなビジュアルのカップ入りモンブラン風カップスイーツ。お芋で作ったモンブラン風クリームがたっぷり入っていて、カットした紅あずまと黒ごまトッピングで大学芋のようなおいしさ。クリームの下からはホイップクリームが覗き、ふんわりと甘いハーモニーを楽しめた。

『焼き芋ラテ』(税込208円)

焼き芋の香ばしさがミルクと合わさり、黒蜜のような濃厚な甘みと香りが印象的だったお芋ラテ。紅はるかの焼き芋ペーストとパウダーが使われた、強力なさつまいもの風味にノックアウトされた。

『紅はるかチップス』(税込138円)

国産の「紅はるか」を100%使用したさつまいもチップス。製造は「おさつスナック」を手がける、さつまいもスナックのエキスパート、カルビー。

味付けなしで、素材そのままの甘みとのことだが、じゅうぶん甘い。カリッとしていて、歯にくっ付くけれど、それもまた愛おしい。「歯応え命」の筆者としては、これはもう永遠に食べられるレベル。

焼き芋3本勝負! 〜どの食感のさつまいもが好き?

開封すると、見た目からしてキャラクターの違いがはっきり。『みつあま焼き芋』のみ、二重包装されていて、スプーン付き。すべて、千葉県の「JAかとり」のさつまいもを使用している。

『冷やし焼き芋(シルクスイート)』(税込328円)

皮付きのさつまいもが丸ごと一本。冷やして食べる焼き芋だ。2ヶ月間じっくり寝かせることで、近年の焼き芋ブームの火付け役のうちの一つ「シルクスイート」のなめらかさ、甘みを存分に引き出したという。程よいしっとり感がおいしい。昔ながらのホクホク食感が好きな人にはこちらをおすすめ。

『冷やし焼き芋(紅はるか)』(税込328円)

開封すると蜜でしっとり濡れていて驚く。繊維質もはっきり見て取れる。こちらも2ヶ月間じっくり寝かせることで、紅はるかの甘みを引き出したという。色もまさに黄金色できれい。近年主流のねっとり系で、おいしい!

『みつあま焼き芋』(税込328円)

『みつあま焼き芋』と同じ品種・紅はるかをさらに4ヶ月、半年間寝かせた製品。あふれ出た蜜のインパクトがすごい! 袋入り・スプーン付きなことに、なるほど納得。歯応えが残った皮ととろける身のコントラストも良い。

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