陸上自衛隊松山駐屯地は5日、不正に休暇を取得した上、10日間にわたり無断欠勤した男性陸士長(30)を停職10日の懲戒処分にしたと発表しました。
松山駐屯地によりますと、男性陸士長は去年2月、「親族の不幸」と偽り2日間の休暇を取得、その後も帰隊せず、出身地の大阪府内を転々としていました。
この間、男性陸士長とは連絡がつかなくなっていましたが、松山駐屯地の職員らが大阪府内で発見して説得、休暇を不正取得してから10日後に帰隊したということです。
男性陸士長は「職務に対する不安があった」と話しているということです。
松山駐屯地は「このような事案が発生したことは誠に残念。今後、さらなる服務指導の徹底を図り、再発防止に努める」とコメントしています。