AQ Groupが新本社で構造現場見学会、木造普及へ技術展開=宮沢社長「フォローの風が吹いている」

AQ Group(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)が現在、さいたま市西区内で建設中の木造軸組構法による「純木造8階建てビル」について、8月25日に構造現場見学会を開催した。

完成後に新本社となる同ビルは、昨年9月から建設を開始。今月中にも上棟し、完成は来年4月を予定している。

宮沢社長は、新本社建設を発表した21年7月の時点と比べて「中大規模木造建築についてフォローの風が吹いている」との認識を示しており、木造軸組構法を進化させた「普及型純木造ビル」のプロトタイプとしていくが、「法律が整備されていない状況で、まずは木造4階建てからの普及に注力していく」と語っている。

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