カズレーザー、“隠れ味覚障害”と診断される 日本人の4人に1人が抱える問題、糖尿病のリスク増

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が5日に放送された。

今回は『現代人を襲う食の危険!』と題し、『心臓病やがんの危険信号 隠れ味覚障害』という講義で、近年若者を中心に増加している“隠れ味覚障害”について専門家が解説した。

専門家によれば、味覚障害患者数はここ30年で倍増しており、およそ4人に1人が隠れ味覚障害の症状を抱えていると推定されている。味覚障害にかかると、甘味や塩味などを感じ取りにくくなるため、糖分や塩分の摂取量が増加し、肥満や糖尿病といった生活習慣病の発症リスクが高まってしまうという。

隠れ味覚障害は、日頃の食習慣の偏りで発症する場合もある。特に食生活の欧米化などによって水分の摂取量が減少したり、サプリメント等の発達によってうま味成分などを口にする機会が限られるようになったりといった変化も、隠れ味覚障害患者の増加に影響している。味覚は舌にある味蕾(みらい)を刺激することで鍛えられるため、専門家は昆布ダシを1日あたり1リットルほど4~5回に分けて飲むことが効果的だと語った。

番組では出演者の味覚を検査し、隠れ味覚障害を抱えた出演者がいないかチェックが行われた。その結果、出演者の中で唯一隠れ味覚障害と診断されたのは、なんとカズレーザー。5種類の味覚に関する数値全てが、正常値を下回っていたカズレーザーは「めっちゃ低っ!」と動揺を隠せず。

さらに専門家から「口の中が幸せになっていない」と指摘され、思わず天を見上げた。日頃からジャンクフードを多く摂取していることが、隠れ味覚障害の原因の1つとして考えられるようで、カズレーザーは「味わかんないって自分でも言ってたんですけど、ほんとにわかんないもんなんですね」と驚いた。

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