グレイのサウジアラビア行きが目前に、アル・イテファクと4年契約で合意

[写真:Getty Images]

エバートンのジャマイカ代表FWデマライ・グレイ(27)は、サウジアラビア行きが近づいているようだ。

バーミンガムでプロデビューを飾ったグレイは、レスター・シティ、レバークーゼンを経て、2021年夏にエバートン入り。チームの主力に定着すると在籍2年で通算75試合に出場し、昨季も36試合で6ゴール1アシストの成績を残した。

一方で、エバートンとの現行契約が残り1年になったこともあり、今夏の移籍が濃厚に。クリスタル・パレスやベシクタシュ、フルアムからの関心が報じられていたが、結局交渉はまとまらず9月を迎えることになった。

そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、グレイにはスティーブン・ジェラード監督率いるアル・イテファクが獲得に接近。すでに交渉は最終段階まで進んでいるという。

グレイとアル・イテファクは、4年契約で合意した模様。エバートンとのクラブ間交渉も順調であり、今週中に正式発表がされる可能性がある。

アル・イテファクは今夏の移籍市場でリバプールの主将であるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得。プレミアリーグでの経験豊富なグレイが加われば、さらなるスカッド強化に成功することになる。

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