全国懸け24チーム激突 高校サッカー青森県大会、10月21日から

選手宣誓に決まった八戸北の久保主将

 10月20日に開幕する、第102回全国高校サッカー選手権県大会の組み合わせ抽選会が5日、青森市の県総合社会教育センターで行われた。県高校総体8強に高円宮杯県リーグ参加チームを加えた13チームと、1次予選を勝ち抜いた11チームの計24チームが出場。全国大会の出場権を懸け、熱戦を繰り広げる。

 抽選会には各チームの主将と監督が参加。くじを引いて対戦カードが決まった後、各校の主将が壇上で「県立の意地を見せる」「全ての人たちにプレーで感謝を表す」などと意気込みを語った。

 県大会26連覇中の青森山田は、同時期に開催される高円宮杯プレミアリーグの日程との兼ね合いで、「スーパーシード」として11月3日の準決勝から登場。王者・青森山田に、6月の県高校総体決勝で善戦した八戸学院光星、昨年の選手権県大会決勝で延長までもつれる接戦を演じた野辺地西などが挑む。

 開会式は10月20日午後1時から、十和田市高森山総合運動公園球技場で実施予定。選手宣誓は抽選の結果、八戸北の久保孝明主将(2年)に決まった。

 1回戦は同21日に行われ、3回戦までを十和田、八戸、五戸の2市1町で実施。準決勝は八戸市のプライフーズスタジアム、決勝は11月5日正午から、青森市のカクヒログループアスレチックスタジアムで行われる。

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