ビヨンセ、ダイアナ・ロスがバースデー公演にサプライズ登場&「ハッピー・バースデー」の歌唱で祝福

現地時間2023年9月4日に米ロサンゼルスのSoFiスタジアムで行われたビヨンセの【ルネッサンス・ワールド・ツアー】の公演に、彼女の42歳の誕生日を祝うため、大勢のスターたちが勢揃いした。ダイアナ・ロスもその1人で、「ハッピー・バースデー」の見事なパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。

79歳になるダイアナの1976年の大ヒット曲「ラヴ・ハングオーヴァー」が、本ツアーの曲間の間奏曲としてフィーチャーされており、彼女の登場に6万人のファンは絶叫した。いつもはビヨンセのバックアップ・シンガーがこの部分を披露しているが、この日はダイアナ本人がその役割を担った。

その後、ステージに登場したビヨンセはダイアナに駆け寄り、涙ながらにハグをした。ダイアナはファンにスマホのライトを照らすように促し、スタジアムに集まったオーディエンスをリードして「ハッピー・バースデー」を歌った。

6万人のオーディエンスの中には、アデル、リゾ、ケイティ・ペリー、ノーマニ、ブランディ、クリス・ロック、キム・カーダシアンといった著名人が含まれていた。また、ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー、ゼンデイヤとトム・ホランドといった有名なカップルも来場し、さらにティモシー・シャラメとカイリー・ジェンナーが客席で仲睦まじくしている様子をファンが目撃している。

この日のコンサートにはダイアナ・ロスに加えて、ケンドリック・ラマーも「アメリカ・ハズ・ア・プロブレム」のパフォーマンスをアシストするために駆けつけ、今年5月にリリースされた同曲のリミックスの貴重なライブ・パフォーマンスでファンを驚かせた。

ビヨンセも、ショーの中で感動的なバースデー・スピーチを行い、彼女の人生に影響を与えたファン、家族、元デスティニーズ・チャイルドのメンバーに感謝した。「生きていることに感謝しています」と彼女は涙をこらえながら観客に語り、「ステージに立っていることに感謝しています。こうして、みなさんの顔を見られることに感謝しています。みなさんに安全な空間を提供できることに感謝しています。そして音楽に感謝しています。音楽を通して自分自身を癒すことができ、それが皆さんを癒していることに」と続けた。

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